
先日、香川県高松市の名勝・栗林公園で開催された「栗林公園開園150周年記念 薪能(たきぎのう)」を鑑賞してきました。
秋の夜風に包まれながら、ライトアップされた能舞台に立つ能楽師の姿は、幻想的で心に残る光景でした。
ふだん能舞台では、松の絵が描かれた屏風の前で舞うことが多いのですが、今回はなんと本物の松の木を背景にした特設舞台。
自然の松の香りと虫の音が響く中での演舞は、まさに自然と芸能が一体となった特別な体験でした。
栗林公園は、日本を代表する大名庭園として知られ、四季折々の美しさとともに、歴史ある文化イベントも多く行われています。
今回の薪能は、公園の150年の歴史を記念するにふさわしい荘厳な催しであり、香川の伝統文化の豊かさを改めて感じました。
